
私はメルボルンでレンタカーを借り、全長245kmも続く海沿いの道「世界遺産グレート・オーシャン・ロード(Great Ocean Road)」を走り12使徒(Twelve Apostles)を目指した。
この頃はまだTVや友人から聞いた知識のみ「世界遺産なら行くしかない」程度の知識しかなかった。まさかそこに人生を変えてしまうほどのサンセットがあるとは思いもしなかったのだ。
12使徒から見たサンセットは
「私の時を止め、心も身体も無重力にさせてしまった」
こんにちは、グレート・オーシャン・ロード好きすぎて5往復制覇の雑記ブロガーザッキーです^^
今日は、私が過去1感動したサンセット、グレート・オーシャン・ロードにある12使徒からサンセットを見た!という旅行記です。
- メルボルンから12使徒まで編
- 12使徒から見たサンセット編
- 浜辺に降りる紅の豚(おまけ)
忘れられない12使徒からのサンセット動画もあります。
Contents
カンガルー探しながらグレート・オーシャン・ロード突っ走る!サンセットに間に合うか!?
メルボルンを出発し12使徒目指すなら、ジーロング(Geelong)から海に抜け海岸沿いをひたすら行くB100号線、世界遺産グレート・オーシャン・ロードを走ろう!GoogleMAPで変換された最速道なら3時間、グレート・オーシャン・ロードを使えば約4〜5時間の長旅だ!
運転がめんどくさい人はツアーに参加してしまった方が早いだろう。サンセットの時間に合わせてちゃんと到着してくれるぞ(笑)
途中「幸せになれる街ローン」があるから、そこでトイレ休憩をすれば良い。ヤバそうならアポロベイでも済ましておいた方がいいぞ!いや、発見しだいトイレに行った方がいいかもしれないぞ!
ジーロング(Geelong)に立ち寄れば、なにやら怪しい人形達が迎えてくれる。帰り道で訪れるとなんと不気味なことか...


メルボルン出発組最初の観光スポット「グレート・オーシャン・ロード・メモリアルアーチ」に到着しました。メルボルンからはだいたい2時間くらいでしょうか。ゲート横には記念杯があります。
「グレート・オーシャン・ロード出発ゲートなのかな?」と思った方は違います。
そもそもグレート・オーシャン・ロードは第一次世界大戦で命を落としたオーストラリア人を記念して建設されました。このメモリアルアーチは道路を建設した3000人の軍人を称えるために建設されています。始まりはジーロングにあるB100号線と交わるなんの変哲もない信号付き交差点の位置です。
そして、お伝えしたい大切なことがあります。
「私はこの記念杯でお祈りする人をなん人も見ています。」
私を含めた観光客は、ここでインスタ映えする写真を撮影しますが、もし、このような方がいたら配慮するのがGoodですね。涙しながらここを訪れる人もいます。
さて、ここを抜けるといよいよ「幸せになれる街ローン」に到着!
ローンを抜けて少しすれば険しい山道に入ります。
山道は本当に険しく、抜けるまでは思った以上に時間が掛かります。「ローン、アポロベイ、マレンゴ」のどこかかでトイレ休憩を済ませておきましょう。(だいたい1時間掛かる)
山道を抜けるとぉぉぉぉ〜
ジャンッ!
いよいよグレート・オーシャン・ロードっぽくなります(笑)
「横を見てればカンガルーがいるかもよ!?」
とオーストラリアの友人が言うもんだから、脇見運転MAXで走行。まぁ見つからないですね。もし、見つけたらラッキーです。
12使徒駐車場に到着、ヘリコプターで周遊しながら一望することもできます。
気になるプライスがこちら
公式HPはこちら→12apostles | ||||
コース | 料金 | 時間 | 距離 | ランドマーク |
よくばりプラン(Cape Otway) | 570ドル/1人 | 1時間 | 220km | 17箇所 |
おすすめプラン(Bay of Islands) | 235ドル/1人 | 25分 | 90km | 9箇所 |
金欠プラン(London Bridge) | 145ドル/1人 | 15分 | 45km | 5箇所 |
へりツアーは日没1時間前まで受付することができ、強風でなければ飛んでくれます。
日没になるとヘリの代わりに!!!
これはこれでオーストラリアを感じられますね(笑)


なんとかサンセット前に、12使徒まで到着することができました。
【12使徒からのサンセット】時が止まり...息を呑むほど美しい瞬間
この日は暑い暑い12月、夏場のサンセットは20時〜21時頃です。
もう言葉はいりませんね....
「時が止まり、息を呑むほど美しい瞬間」
絶景ではない、瞬間なのだ!
これを見ないでなんとする
ゴーゴーと音を立てる波の音、これまたゴーゴーと吹き荒れる風の音
「それらは無音だったのだ」
時が止まるとはこういうことなのかもしれません。空も大地もあなたの心も、赤く燃え上がることでしょう。
反対側もほ〜らよっと。
今まさに日が沈む瞬間、人々はただただその夕日を見て幸せな時間を過ごすのか?と思いきや、
自撮り棒を使いながらインスタ映えする写真を、あーでもないこーちでもないと撮りまくる女子たち、これは世界共通のようです。
日が落ちれば10分としないうちにあたりは薄暗くなり、観光客が徐々に減っていきます。
さぁ私たちもボチボチ帰るとしましょう。
おまけ!断崖絶壁を降り紅の豚ポルコになれ!
断崖絶壁をロッククライミングしなくとも、ちゃんと浜辺に降りれる箇所があります。なんかこの写真、見覚えありませんか?
はい、紅の豚の主人公(ポルコ)の隠れ家。ここですったもんだあった場所です。
ここにも無料で簡単楽チンに降りれちゃうんです!


よく見ればすでに降りて寝っ転がっている人がいますね。
観光スポットとして階段が設置されているので、子供からお年寄りまで安心して降りることができます。
場所をGoogleマップで貼っておきました。もちろん駐車場車もあります。12使徒サンセット前に立ち寄るのがいいかもしれません。
ただ、実は、私のおすすめは豚ではなくこちら、


オーストラリアは大きく開放的な国。閉鎖された場所よりしっくり来る気がします。
こちらの階段は少々キツイですが、サンダルでも大丈夫なくらいです。
降りてみれほらッ
あとがき
私は、12使徒まで1時間で行けちゃうウォーナンブール(Warrnambool)に住んでいました。
メルボルン発で行くグレート・オーシャン・ロードの場合、サンセットを見たあとは
- メルボルンに戻る
- グレート・オーシャン・ロード沿いの宿泊施設で宿泊する
- 車中泊
- アデレードまで行っちゃう
の4択かもしれません。
そこに5つ目、ウォーナンブール(Warrnambool)へぜひお越しください!!!(笑)
最高のカフェがありますよ!